秋のお彼岸ということで、あんこから手作りでおはぎを作ってみたので、紹介します。
おはぎ作りは、あんこの出来がすべてを左右するので、あんこ作りについては念入りに解説していきますよ〜。
最初にがっつりあんこ作りの解説、続いておはぎ作りの解説という順番で書いていきますね。
調理目安時間:2日半(小豆を一晩水につけ置く時間含む)
手作りあんこの材料
- 小豆・・・500g
- 小豆250g入の袋、2つ分です。
- 今回は大人5人が、2、3日かけて食べられる量にしたので、この量ですが、家族が少ない場合などは、調整してください。
- 水・・・小豆が被る量×3
- 作り方のところで後述しますが、小豆を一晩水に入れてさらす分、アク抜きのため煮こぼす分、煮詰めて柔らかくする分の計3回分の水量になります。
- 砂糖・・・250g
- 味を見ながら調整してください。一気に入れずに2回、3回に分けて入れるのがコツです。
- 塩・・・小さじ1/2
- 甘みを引き出すために少量入れます。こちらも2回に分けて入れましょう。
手作りあんこの調理器具
- ボウル
- 小豆を一晩水につけ置く際や、アク出し後の煮こぼし時に使います。大きめ推奨。
- ザル
- ボウル同様、小豆を洗うときや、煮こぼす際に使います。ボウルのサイズに適したものを使ってください。基本的にボウルとセットのものを使えばOKです。
- 無水鍋
- 私が使っているのは、我が家に20年以上あるAmwayの無水鍋ですが、あんこが焦げなければ良いので、適宜調整すれば他の鍋でも大丈夫です。
- スプーン
- 小豆を潰していくときに使います。へらでもいいですが、スプーンのほうが小回りがきくのでおすすめです。
- すりこぎ
- 私はクッキー生地やパン生地を伸ばす麺棒を代用しています。
\あんこ作りにおすすめな調理器具はこちら/
手作りあんこの作り方
ザルで濾したあとのアク入りのだし汁は捨てちゃってくださいね。
このとき、小豆スレスレの水の量にしてください。水を入れすぎると柔らかくなりすぎて、おはぎにしにくくなるので注意してくてださい。
沸々としてくるとアクが出るので、キッチンペーパーで落し蓋をし、アクを取り除きます。
また、沸々としてきたら、火を弱火にします。
均一に火が通るように、ひっくり返します。コツは、ビビらずに一気に手前に回転させるイメージで!
わかりやすいので、食べてチェックしてください。
煮物と同じ原理です。途中で手順8の天地返しを一度行ってください。
こんな感じに小豆が弾けていたら柔らかくなった証拠。
天地返しは、砂糖が小豆全体になじむように行います。
このあたりから、スプーンを使って混ぜていきます。
更に、砂糖を100g、塩小さじ1/4を追加し再び天地返しを行い、全体になじませる。
砂糖を入れることで、浸透圧で水が出てくるよ。
味見して、お好みの味に整えてくださいね。
だいぶ柔らかくなりました。
あんこ玉はお好みの量を作ってください。
手作りおはぎの材料
- 上の手順で作った手作りあんこ
- もち米・・・3合
- もち米は何使っても良いです。我が家では、岡山県産のひめのもちを使っています。900gとちょうど使いやすいサイズ感で、価格も値ごろ感があり、何より美味しいのでおすすめです。
- 白米・・・1合
- 普通のうるち米です。もち米だけで作ると、おはぎじゃなくてあんころ餅になってしまうので、入れましょう。米の食感も残り、良いアクセントになります。
- 銘柄は特に何でもOKです。参考までに我が家では、まるよし農産の鳥取県産の米を常用しています。コスパよく、美味しいのでおはぎ作りに関係なく、普段の食卓にいかかでしょう?
- 水・・・炊きおこわモードの4合のところまで
- 炊きおこわモードがない場合は、赤飯モードで炊いてください。
- きなこ・・・お好み
- まぶしたり、後からかけたりする用なのでお好みで。
- 余ったら、白米にかけて食べたり、パン作りやケーキ作りの材料に転用してしまえばOKです。
- 砂糖・・・お好み
- きなこに混ぜる用です。量については完全に好みなので味を見ながら、調整してください。
- 我が家の場合は、概ねきなこ10に対して、砂糖は8くらいの比率で混ぜています。
\おはぎ作りにおすすめなもち米&米はこちら/
手作りおはぎの調理器具
- 炊飯器
- これがないと始まらない笑
- 小さいボウル
- 水を入れるために使います。もち米が手につかないように、水を手にちょくちょくつけます。
- おはぎは、炊いたもち米が熱いうちに作らないといけないので、火傷防止も兼ねてちょくちょく手に水をつけましょう。
- 皿 or 小さいボウル
- きなこを入れます。フライの衣付けをするときのイメージできなこをつけるので、作業がしやすい少し大きめの皿やバットなどでも良いです。
- スプーン
- なくてもいいですが、きなこをかけたりと何かと便利なので、用意しておいてください。
- 手ぬぐいなどの薄い布
- おはぎ作りの際に濡らして、使います。
- これがあると、包むのがとても簡単になります。
\あんこつながりで、福どらのどら焼きもおすすめ/
手作りおはぎの作り方
炊きおこわモードがない場合は、赤飯モードで炊いてください。
もし、あんこが硬くて包みにくいと感じたら、レンジで少し温めてあげると柔らかくなって扱いやすくなります。
先にきなこ用にあんこ玉を作っているので、その数を確保する意味でもきなこver.から作りましょう。
熱いので注意!
きなこと砂糖は事前によく混ぜておいてください。
フライの衣付けみたいなイメージでやるとうまくいくよ。
食べるときに、きなこが足りなかったら、適宜きなこを追加でかけて食べてくださいね。
力を入れすぎると、餅になってしまうので注意。おはぎなのであくまでふわっと。
食べるときにきなこが足りなかったら、追いきなこをしてくださいね。
手作りおはぎの作り方のポイントやコツ
手順のところで説明した通りですが、ここで改めてポイントやコツについて、簡単にまとめておきますね。
手作りあんこのポイントやコツ
- 逸る気持ちを抑えて、一晩水につけて小豆にしっかり水を吸わせてあげること。
- 今回は、おはぎ作り用のあんこなので、兎にも角にもゆるくなりすぎないように水加減に注意すること。
- 全体に火が通るように、天地返しをしっかりすること!
- 焦がさないように弱火でじっくりコトコト煮ること。
手作りおはぎのポイントやコツ
- 炊けたもち米が熱いうちに、火傷に注意しながらさっさと作ること。
- もち米が炊けてからはスピード勝負なので、作業スペースをしっかり確保しておくこと。
- あんこが包むときに硬い場合は、レンジで少し温めてあげると柔らかくなって包みやすくなるよ。
【おまけ】手作りおはぎの断面
作ったおはぎはこんな感じになります。
3枚目の写真は、最近中国語の勉強をしているので、簡体字で説明を書いてみました。
手作りおはぎのまとめ
お彼岸ということで、我が家で作る手作りおはぎについて、ざっと紹介してみました。
季節もだいぶ進み、食欲の秋ということで、お彼岸関係なく作ってみてはどうでしょうか?
どうしても作るのはめんどくさいよって場合は、通販でも売っていますので、どうぞ。
あんこつながりで、東京の福どらのどら焼きもおすすめです。
あんこというより、生どらがメインで、季節限定のフルーツの入った生どらなど、常時、定番含めて複数種類ラインナップされています。