静岡市の長田地域※といえば、当ブログで取り上げている通り『長田の桃』が有名ですが、桃以外にも野菜や柑橘類など一年を通して、各季節ごとの旬な農作物を購入することができます。
今回は、『長田の桃の番外編!』ということで、桃以外の農作物について、私が購入したものを季節ごとにまとめて紹介していこうと思います!
※当ブログでは長田の桃が直売で購入できる地域を便宜上、『長田地域』と呼んでいますが、住所としては広野・用宗となります。
長田の桃の番外編!長田地域の場所はココ!
まずは、長田地域の場所について、おさらいしておきます。
基本的には、長田の桃が販売されているエリアと同じ場所になります。

長田の野菜・果物が買える場所
ではでは、早速、次項から季節ごとの長田地域で購入できる野菜や果物を紹介していきます!
情報量が薄い季節については、今後調査次第、順次更新していきますので、生暖かい目でご覧になってくださいませ苦笑
春の長田地域は、果物が豊富!
だいだい デコポン、スルガエレガント 長田の桃とビワ、じゃがいも
春の長田地域では、大体3月までは、柑橘類が残っているため、だいだい、デコポン、スルガエレガント、はるみ、甘夏などを購入できます。
みかんについては、3月にもなると終わりの時期ですので、あまり置いているところはないです。
4月〜5月半ばくらいまでは、ビワを購入でき、年によりますが、早い年だと5月半ばからは、長田地域の代名詞である長田の桃の直販が始まります。
野菜については、新じゃがいもや新たまねぎなど。葉物野菜もあったような。
春に購入できる長田の果物などの価格
- 柑橘類は、1袋(3個〜5個)で100円〜200円。
- ビワは、1袋(5個〜7個)で200円〜300円。
- 野菜は、100円〜200円くらい。
柑橘類は、デコポン、はるみがやや高めで、200円〜400円くらい。
とは言っても、スーパーと比較したらかなりのお値打ち価格ですよ。新鮮な上にとても甘い!
桃については、『長田の桃をもとめて!静岡の桃王国の歩き方』に詳しく書いていますので、こちらをご覧ください。
清水区はもともとみかん含めて柑橘類の生産が盛んなところなので、地域によっては栽培していると思うんですが、駿河区もとい旧静岡市内で、デコポン作っているのって、長田地域くらいなんじゃないかと思います。
長田の柑橘類の美味しい食べ方
デコポンは糖度が高いので、みかんと同じようにそのまま食べるのが一番美味しい食べ方です!
スルガエレガントや甘夏は、デコポンと比べると酸味が強いので、酸っぱいのオッケーって場合はそのままでも良いですが、個人的には皮とホロをとって、砂糖をまぶして食べるのがオススメです。
あとは、マーマレードジャムにするのもレンジで簡単にできるので、良いですよ!
ジャムを作る場合は、当ブログで推しまくっている、イモタニの茹で蒸し工房が、圧力鍋の機能もあるので時短で作れて便利です。
※こちらについては、マーマレードではないですが、先日プラムを使ってジャムを作ったので、また近日中にご紹介しようと思っていますので参考にしてみてください。

だいだいは○○にして、春キャベツと食べると美味!

だいだいって聞くと、正月のお飾りのイメージしかなかったんですが、とても色鮮やかなオレンジ色で興味がそそられたので買ってみました。
だいだいはそのまま食べることもできなくはないですが、酸味と苦味でみかん感覚で食べると複雑な気分になるので、絞ってお酢感覚で使うか、加工して食べるのがオススメです。
個人的にオススメなのは、だいだいソースにして、春キャベツと和えて食べるのが美味しいです。
冬から春にかけて市場に出回ると思いますので、要チェックです!
夏の長田は桃だけじゃない!夏野菜や変化球な果物もどっさり


初夏の始まり6月から7月頭にかけては、地域の代名詞ともなっている、ご存知、『長田の桃』でピンク一色だった長田地域も、徐々に夏野菜の陳列が増えていき、夏本番7月半ばからは、グリーン一色に変化していきます。
写真のように、夏の新緑を彷彿とさせる鮮やかな緑色の野菜たちが、夏の長田で出迎えてくれます。
- ピーマン、いんげん、きゅうり、おくら、白瓜、しそ、枝豆、ナスなど
- どれも、ほぼひと袋100円でお値打ち価格!
夏が旬の野菜が多く手に入るので、夏野菜カレーやナスのチーズ焼きなど、いろんな料理に使えますよ!

長田の桃!春の終わりから夏の始まりが最盛期

長田地域の代名詞と呼べる長田の桃は、春の終わりから初夏にかけて最盛期を迎えます!
写真にもじゃがいもや甘夏、きゅうり、我が家のキッチンマットなどが写り込んでいますが、長田の桃と並行して、キッチンマット以外の野菜や果物が陳列されていきます。
写真左上に写り込んでいる甘夏は、由比の甘夏と同じような品種で、とても皮が剥きやすくジューシーで美味しかったです。
長田の桃と並行して野菜や果物が売っている時期は、美味しい甘夏のように桃目的の方からはスルーされやすい狙い目のものがありますので、長田地域に行った際は、いろいろ買ってみると良いですよ!
長田の桃については、下記記事で詳しくレポしていますのでどうぞ。
長田地域のきゅうりは静岡市では珍しい白イボ
静岡市のきゅうりというと、久能・大谷地域を中心に栽培されているスウヨウ(四葉)がメジャーですが、
長田地域のきゅうりは、昔ながらのきゅうり(所謂、白イボ)が主に栽培されています。
だいたい、駿河区の無人販売のきゅうりは、久能・大谷はもとより、高松、下島、登呂、石田とぐるっと回ってみてもスウヨウが圧倒的に多いんですが、安倍川の西側と東側で作ってる品種が違うというのが地域性が出て面白いですよね。
同じ市内、区内なので奨励品種自体は変わらないと思うんですけどね。
平野部と山野部で栽培品種が異なるのは、当たり前の話ですが、気候変化がさほどない平野部で川の東と西で栽培しているものが違うとなると、歴史に思いを馳せたくなるでしょ?
脱線してしまいましたが、こういうところも無人販売の楽しみのひとつです。
きゅうりの価格はひと袋3、4本入って100円。販売時期は、桃と並行して6月半ばくらいから徐々に店頭に並びますよ。
長田のプラム!桃とは違った楽しみを

6月末〜7月頭にになると、モモとバトンタッチと言わんばかりにひょっこりでてくるのが、こちら長田のスモモ!もとい、プラムです。
プラケース1つで300円。大体10個くらい入っています。
見て分かる通り、採れたて新鮮!酸味も強烈なので、1週間ほど常温放置してからいただくのがオススメです。
黒い方は十分熟していて甘いので、そのまま食べられます。
ちなみにこちらは、おまけとして農家の方にいただきました!ありがとうございます!
私は、酸味の強さを生かしてプラムジャムを作りました。自家製パンとセットで朝から優雅な朝食をいただけますよ。
\優雅な朝食のお供にオススメな紅茶/

見つけたら即購入している、長田のキタアカリ!

無人販売行脚を日々しているのですが、どこもメークイン・男爵が多い中、長田地域ではキタアカリを直売しています。
販売時期は、大体6月終わり頃から見かけることができるようになります。
一口サイズのキタアカリがこらしょと入ったもので、100円〜200円でありますので、私は見かけたら即購入しています。
キタアカリを売り始める時期と桃の時期がかぶりますが、場合によっては桃より優先順位が上がることもあります笑
長田のイチジク!独特の香りと甘みがくせになる

独特な香りと見た目で好みの分かれるであろうイチジクです。
こちらもひと袋に3つほど入って、300円ほどで売られています。
なんとも言えない香りと、果肉の甘みが大変くせになるので、私は時々買っています。
スーパーなどの市場流通品と比べてだいぶ低価格で購入できるので、食わず嫌いで食べたことないって場合は、この機会にチャレンジしてみてはいかがでしょう?
販売時期は、7月終わりから見かけることが多いです。
長田地域でもどこにでもあるわけではなく、置いてあるところは限られているので、運動がてらぐるぐる回ってみてください!
長田地域の魅力は桃だけじゃない!
こんな感じに長田地域では、一年を通して、魅力ある農作物を購入することができます。
冬は春のときに、柑橘について多少触れたから大目にみるとして、実りの秋、食欲の秋がないって?
来月から長田地域の秋の味覚調査に伺うので、定期的に追記していきますのでご安心を。